私はアラフィフのタイミングに2度転職を経験しました。
その過去の決断があって今があって、前向きに意識的に!仕事こなしていますが、今思うともう少しうまく立ち回っておけばよかったぁと反省点が多々あります。
自己紹介でも書きましたが、私は既婚で娘が二人います。しかもこれから高校受験、その先は大学まで控えておりお金がこれからかかるというのにですよ(笑)。いや、笑ってる場合じゃないんです。
今は遮二無二頑張らなければなのですが、でも時々頭をよぎるのです。
「あの時、どんなことを考えていたかなぁ。何が間違っていたのかなぁ・・・」と。
今、新しい職場にも慣れてきましたので過去2回の転職について今回は最初の転職について振り返ってみたいと思います。
大企業からの転職
アラフィフ最初の転職は私が49歳の時でした。
土木業界ナンバーワン企業に約20年ほど在籍していて、営業所長を複数事務所兼任し忙しくしておりました(単に管理職がいなかった為・・・)
給与もそれほど景気に左右されることなく、直前期の給与支払金額は1千万円程度あり、55歳で役職定年みたいなものはありましたが、粛々と仕事をしていれば穏やかな定年が迎えられたはずでした。
ですが、退職する4か月前に上司の意思を伝え、無事?予定通り退職と相成りました。
なんでそんないい会社やめたのさ?
まーまー、よく言われました。周りに(笑)でもその時はイケると思ったんです。のぼせ上っていたんでしょうね・・・
転職を後押ししたものは
でも、その時はものすごい悩んだことを覚えています。20年も働いていた職場を辞めるんですから。
その当時、私の心の中は以下のようなことを思っていました。
①独立を考えていて60歳以降安定事業の為には今から経験値を増やすべき
②当時の仕事に対して自分の中でやりがいが皆無だった
③次の職場の社長と面談はしていて、私のやりたい事も含めて雇用を約束してくれた
上記の理由だけ見れば、めっちゃのぼせあがった鼻垂れ中年なのですが、それなりの自負が自分の中にありました。それは・・・
・培ってきた営業スキル
・仕事しながら大学院に通い、経営学修士を取得
・情報処理技術資格を取得
・過去に会計事務所にも所属し財務も明るい
この経験値があれば、まぁなんとかやっていけるだろう。。。うん、無理でした(笑)
この転職の学び
家族には散々迷惑かけてますね。。転職は慎重に。。。
この時の学びは
・培ってきた営業スキルは私がすごいのではなく会社の看板が凄かっただけ
・経営学修士は意外と煙たがられてそれにまつわる相談はこない
・自分の考えはおおよそ偏っていて、しかも頑固であった。
・信頼できる人に壁打ちしてもらい、自分の考えがどのくらい確度があるのか確かめる
・転職先のリサーチをもっとすべきだった
でしょうか。いずれにしても私は1千万円プレーヤーを自ら放棄したのでした。。。