アラフィフ転職その2

仕事のこと

今日は朝からカラッと梅雨らしからぬ爽快な朝でした。
今日は娘の陸上記録会。応援行きたいけれど、有給がない(笑)

さてさて、前回は転職その1について少し書きました。
新天地で心機一転、起業も見据えた新しい動き方をあれこれ考えていたので不安なんてまったくなかったです。
My奥様にも今まで以上に頑張るからぁ~と^^とほざいてしまってました。今思うととても期待をもたせてしまったなと・・・

ということで、今回は自戒の意味も込めてアラフィフ転職その2について書こうと思います。

転職先の会社はコンサルティング会社

コンサルティングと聞くと、どんな想像しますか?実際の所、私もよくわかっていませんでした(笑)
前職でも顧客の悩みを聞いてその解決策を一緒になって考えて行くって仕事をしていたんので、まぁなんとかなるっしょ!と家庭を持っている者とは思えない浅はかな意思決定。実はこれがやばかった。

前回のブログでも書きましたが、次の会社の社長からは内定通知を頂いていたので、すんなり入社。
私のミッションは新事務所立ち上げでしたが、前職で似たような経験をしたこともあり、案外スムーズに開設手続きできました。銀行との付き合いを始めたり、開設届を提出したり、これまでお世話になった方に改めて事務所開設のご紹介したり等々

コンサルティング業務はクリニックの経営支援、開業支援等などが主な業務。
でも、これまで異業種で生きてきた私にとって未知の領域。当然のように勉強しながら新規開拓。なんだか新入社員に戻ったような感覚でしたね。

初年度営業結果

事務所の存在をアピールすために色んな営業活動をしました。
メール営業、DM営業、人脈営業、セミナー営業、テレアポ営業、接待等々・・・

でも、営業結果は伴いませんでした。コンサルティング業務が2契約のみ。私の年収にも届かなかった。
どうして営業結果が出なかったか?それは明白です。我が社の強みが無かったから(笑)

少しずつ社内リサーチをしていくなかで分かったんですが、人づてで話が舞い込んできたらそこにマージン乗せて外注出して契約して終わり。要は他人のふんどしで相撲を取る状態でした。なので、固定収入なんでもちろんありません。とても危ないビジネスをしている事がわかりました。

私としては拾ってもらった恩もあったので、なるべく経費をかけずに自分の時間を最大限仕事にいかすべく、遠方の顧客へ行くにも高速ではなく一般道で向かったり、接待も自分の人脈を広げる活動と割り切って経費精算は極力避けていました。

資金繰りの悪化

社長から一本の電話がありました。

「事務所で管理している現金今、いくらある?」
本社支払いが厳しいので少しお金を融通してい欲しいとの相談でした。

もちろん会社のお金なので資金振替をしましたが、この後からお金の雲行きが怪しくなりました。
数回、事務所から本社への資金移動があった後、返済が滞りそうだと・・・
結局私の給与を後回しにしてもらうことで、その危機は回避できたのですが事務所支払いの資金も必要でしたので、私の方で立替する羽目に。。。そのあとは給与のみならず資金ショート回避のために会社に私のお金を入れ、会社への貸付総額は〇百万円に・・・

さらに衝撃に事実が。私がプライベートのお金を入れているにも関わらず社長は高級クラブで飲み明かしていた事が判明しました。口では接待を減らすといいながら実は裏では相変わらず豪遊していたと・・・

貸付金返済の返答もなく、社長の豪遊を知った私は絶句し、転職する決意をしました。

50歳の転職活動

転職活動は辛かったの一言。

これまでの社会経験(営業経験と財務経験)、MBAホルダーを武器にワンチャン狙えるかなと淡い期待を抱いていました。
転職エージェントをメインにハローワーク、人づての紹介などでまずは反応を見てみます。

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反応がない!
いろいろリサーチしてみると、やはり50歳の壁が大きく立ちはだかっている事がわかりました。
管理職経験も、マネジメント経験も、財務経験も引っかかりません。
50歳に投資して何のメリットがある?みたいなことも言われました。経験は色々あるのになぁ・・・

やはり転職には厳しいお年頃の様です。でもそれにめげず毎日転職活動しましたよ!

その結果、ありがたい事に!「これまで経験された事を弊社にも役立ててください」とありがたいお言葉を言っていただける社長様に巡り合えました!!

転職活動はたった3か月でしたが、私にとってはとても長い様に感じました。
転職活動で一番堪えたのは不安感です。
すぐに家庭が破綻するような状況ではなく、いくばくかの貯えもあり生活に苦労はなかったのですが、それでも
「このまま仕事にありつけなかったらどうしよう・・・」
「社会不適合者としてこれから生きていくのか・・・」
「子供の養育費やばいなぁ・・・」
と不安が不安を呼び、徐々に気持ちが落ち込んでいったことを覚えています。
だからこそ「こんなことではだめだ。明日からもっと頑張るぞ」と心の安息をつかみ取る為に、心機一転頑張れたんだなと今振り返るとそう思います。

仕事ってやっぱり大事だなぁ。金額の大小にかかわらず自分を律するために、社会に貢献するために、そして、家族を養っていくために。

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